「Y1000」が見つからない――。こんな嘆きを、ツイッター上でよく見かける。「乳酸菌 シロタ株」を含むヤクルト本社(東京都港区)の乳酸菌飲料で、ストレス緩和や睡眠の質の向上に効果があるという触れ込みで販売されている。
一方、中身が同じの「Yakult(ヤクルト)1000」が、JR山手線のホームの自動販売機で売っているとの報告が複数ある。実際に確かめに行った。
都心5駅中4駅で
「ヤクルト1000」は、「ヤクルトレディ」による訪問販売、宅配で販売されている。同じ内容物で、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで購入できるのが「Y1000」だ。前者は100ml(ミリリットル)で130円(税込、以下同)、後者は110mlで150円。内容量やパッケージが異なる。
「Y1000」は店頭で売り切れていても、「ヤクルト1000」なら自販機で買えるかもしれない。2022年5月2日の16時~17時にかけ、山手線の一部駅を調査した。
まずは新宿駅。15・16番線、中央・総武線と山手線(外回り)の間のホームの自販機で早速「ヤクルト1000」を発見した。同商品だけで3枠分存在し、いずれも品数あり。価格は140円だ。
原宿駅だと2番線、山手線外回り側のホーム自販機で「ヤクルト1000」が売られていた。こちらは2枠分で新宿駅同様「販売中」で、価格は同じく140円だった。
ほかに、渋谷駅では1番線(山手線外回り)、恵比寿駅では1・2番線(山手線内回り、外回り)間、品川駅では1・3番線(山手線内回り・外回り)間で、それぞれのホーム自販機にヤクルト1000があった。いずれも140円だ。
一方、新橋駅では、記者が確認した限り「ヤクルト1000」は山手線のホームに見当たらなかった。