気楽に乗れるようになる
このように規制があっても、上述のFNNやテレビ朝日の報道のように、無免許運転や飲酒運転が後を絶たない。ところが、19日に国会で成立した改正道路交通法では、扱いが様変わりし、今後は規制が大幅に緩和されることになった。
「くるまのニュース」によると、改正法では、最高速度が20km/h以下など一定の基準に該当する電動キックボードは、「特定小型原動機付自転車」という新しい車両区分とされ、16歳未満の運転を禁じる一方、16歳以上であれば免許不要で運転できる。ヘルメットの着用は任意になった。走る場所は原則として車道だが、最高速度6km/h以下の走行モードであれば自転車通行可能な歩道なども通行できるという。
免許やヘルメット、ナンバープレート、自賠責保険の加入などの規制が緩和され、「自転車のようにさらに気軽に乗れるものになる」のだという。24年5月までに施行される見込みだ。