プロレスはメイクだって勝負だ ラリアットされても落ちないぜ

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美を追求する3人のレスラー

「この人はすごい」

   メイクで影響を受けたレスラーは3人います。

   現在産休中のアイスリボンレフェリー、紫雷美央さん。それから現役レスラーの雪妃真矢選手と、夏すみれ選手。

   この3人は元々の「美」を徹底しながら、更に自分をきれいに魅(み)せる術を知っている。使用しているメイク道具は必ずといっていいほど、参考にしています。

   例えば、顔に大きなアザできた時、吹き出物ができたとき、クマがひどいときなどでも、この3人を参考にすれば安心。

   実は私もメキシコ遠征のときにアザだらけだったことがあったのですが、スポッツでカバーできました。

   ビフォーアフターはこちら(写真上が「アフター」)。

試合でできたあざをメイクで直しました
試合でできたあざをメイクで直しました

   そんな中、全くメイクをしないレスラーも。

   それは私の同期、星ハム子選手です。ハム子さんはファンデーションなど塗りません。目にアイライナーを引いて、つけまつ毛を付けて終わり。メイク時間約1分。

   そのつけまつ毛が大きいのです。

つけまつ毛が肩についてる星ハム子さん
つけまつ毛が肩についてる星ハム子さん

   ある日、試合後に一緒に帰ってたら、ハムさんの肩に毛虫がついてました。

藤本「ぎゃーーー!!毛虫ついてる!」
ハム子「やだやだやだーーーー取って取って!」

   騒ぎ出す我々。しかしよく見ると......

   毛虫ではなく、ハムさんのつけまつ毛でした。

   こんなこともありました。

   ハムさんとシングルマッチをしていたときのこと。

   試合中、ふと顔を見ると、さっきと違って薄いメイクになっていたハムさん。気にしながらキャメルクラッチをしていたら、毛虫......ではなく、ハムさんのつけまつ毛がリング中央に張り付いていた!

   ハムさん、こんな暴露話ばかりでごめんね。

   大好きよ。

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