「ナンパ族取り締まり路線」埼玉・熊谷に出現? 警察署に問うその正体

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   埼玉県熊谷市の熊谷駅南口エリアには、「ナンパ族取り締まり路線」と書かれた看板がある。左下には「熊谷警察署」との署名があるが、具体的な取り締まりの内容に関する記述はない。

   ツイッター上では、たびたび「ナンパ族って何だ?」といった形で、独特な雰囲気の看板として取り上げられている。

  • 熊谷駅南口近くにある「ナンパ族取り締まり路線」(写真はツイッターユーザー「かずくん」さんの提供)
    熊谷駅南口近くにある「ナンパ族取り締まり路線」(写真はツイッターユーザー「かずくん」さんの提供)
  • 熊谷駅南口近くにある「ナンパ族取り締まり路線」(写真はツイッターユーザー「かずくん」さんの提供)

夜間に通行止め

   インターネットコンテンツを制作している会社「ルックバイス」(宮城県仙台市)は、若者言葉や死語を紹介するサイト「日本語俗語辞書」を運営している。そこには「ナンパ族」も登録されている。

   ナンパ族とは異性との出会いを目的に大型施設周辺、駅前などの有名スポットに集まる集団のことで、多くは車で集まるために、1980年代後半には「近隣住民にとっての騒音問題として話題になった」とのことだ。

   さて「ナンパ族取り締まり路線」の看板は、熊谷駅南口から南西250メートルほどに位置する「熊谷市立文化センター プラネタリウム館」の、西側の道路に設けられている。

   J-CASTトレンドは熊谷警察署の交通課長・篠永作氏に取材した。話によると、この看板の先の道路には一部区間で交通規制がかかっている。

   対象は「プラネタリウム館」北西の角にある信号機から、南側の荒川の土手にかけての約150メートルの直線と、同じ信号機より西に進んで1つめの信号から、南方向にある「荒川公園」までの約70メートルの区間だ。金曜日と土曜日、そして休日前夜でそれぞれ23時から翌午前5時にかけ車両が通行禁止となっている。

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