小さなアクションの積み重ね
セロテープがエコであり続けたのは、ニチバンのたゆまぬ努力があったからこそ。発売当初から続けている生産過程での廃棄の削減工夫に加え、近年はCo2の削減にも着目、グリーン電力を使っての生産も開始したそうだ。
また広報によると、使用済みの粘着テープの巻心を回収して、マングローブの植樹などの活動に展開する「ニチバン巻心ECOプロジェクト」も実施しているという。
「SDGs」やエネルギー問題が盛んに取り上げられるなど、エコへの関心が高まりつつある昨今だが、どうやって取り組めばいいかわからないという人も多いだろう。そんな中でセロテープの果たす役割について、広報は
「プラスチック製のテープではなくセロテープを使うという一人一人の小さなアクションの積み重ねが未来に大きな結果をもたらすと考えております」
と話した。