各種家電およびパソコン(PC)関連などを扱うLGエレクトロニクス・ジャパン(東京都中央区)は、曲面型の液晶ディスプレー「40WP95C-W」を2022年4月下旬から順次発売する。
各種ゲーミング機能も充実
縦横比21:9の39.7型パネル(5120×2160ドット)を搭載。4Kの約133%横長の広大で快適な作業空間と高精細な映像表示を実現し、オフィスワークやクリエイティブワーク、映像の鑑賞やゲームなどに適するという。
バックライトにはナノメートルサイズの微細な粒子を使用し、より純度の高い色再現が可能な「Nano IPSテクノロジー」を採用。デジタルシネマ規格「DCI-P3」を98%カバーし、忠実かつ細やかな色合いの表示が可能だ。
ブルーライトを抑えつつ美しい色彩を保つ独自技術「Live Color Low Blue Light」を新採用。従来のブルーライト低減モードの弱点とされる、実際とは異なる青色波長の色合いを改善し、正確な色合いを維持して表示する。
「Thunderbolt 4」端子を装備。PCなどとケーブル1本で接続でき、映像入力や最大40Gbpsの高速データ転送、「USB PD(Power Delivery)」対応機器の充電などが同時に行える。このほかHDMI×2、DisplayPort×1を含む計4つの映像入力端子を備え、PBP(Picture by Picture)にも対応。2つの映像ソースを4K+1280×2160ドットで表示できる。
PCゲームで発生する画面のズレ(ティアリング)やカクつき(スタッタリング)を抑える「AMD FreeSyncテクノロジー」に対応するほか、暗いシーンの視認性を高める「ブラックスタビライザー」などの各種ゲーミング機能を備える。
電源コード、HDMIケーブル、DisplayPortケーブル、Thunderboltケーブル、USB Type-Cケーブルが付属する。
市場想定価格は20万円前後(税込)。