東北新幹線「全線再開」の裏で 「えきねっと」「みどりの窓口」激混み

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早朝20人の行列が夜は40人に

   ツイッター名「ルート・ヴィーナス(あいの)」さんに取材した。秋田新幹線から東北新幹線への乗り換えルートを、近日中に利用予定だ。

   「えきねっと」は利用路線の組み合わせによって、サイト上で指定券を購入できないことがある。「ルート・ヴィーナス(あいの)」さんのケースはこれに該当するため、えきねっとで利用予定の新幹線の空き状況だけを確認し、みどりの窓口で特急券を購入するために13日朝7時、東京・池袋駅へ立ち寄った。

   すると窓口には20人ほどの列が。毎朝池袋駅を通っているという「ルート・ヴィーナス(あいの)」さんは、「普段(の窓口)は、朝7時はほとんど人はいない」と驚いた様子だ。

   購入は見送り、同日夜に再び同駅のみどりの窓口に寄った。今度は40人ほどの並びがあり、「窓口の外まで列が伸びていたので諦めました」。14日朝になるとようやく空いていたため、そこで券を購入できたとのことだ。

   「えきねっと」は2021年にリニューアルされたが、券購入のために利用経路を検索すると、基本的に最短ルートが表示されるようになったという。少し複雑な経路は表示されなくなり、不便になった部分があると「ルート・ヴィーナス(あいの)」さん。みどりの窓口の統廃合には理解を示しつつも、「ネットで様々なニーズに対応できるように、より改良を加えていただけたら」と望む。

   「えきねっと」は、3月14日朝にも引き続きアクセス集中の告知が掲示され、実際に昼頃まではサイトが混雑していた。その後問題は解消したのか、17時までにこの表示は消えた。

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