実行が伴わないと単なる言い訳
岸田首相も使っている。2月12日には、緊迫化するウクライナ情勢について「政府としては高い緊張感をもって注視しなければならない」とコメントしている。
首相や大臣が、記者会見や国会答弁で、必ずと言っていいほど使う「緊張感」と「注視」。聞く側は慣れっこになり、緊張感が薄れつつある。
プレジデント・オンラインは4月8日、「『"緊張感をもって注視"するだけで何もしない』そんな岸田政権が高支持率をキープしている"残念な理由"」という見出しの記事を配信している。
ヤフー知恵袋にはすでに20年7月16日、「『高い緊張感を持って注視していく』 この日本語は合ってますか?」と言う質問が出ている。
「間違ってはいませんが、実行が伴わない単なる言い訳に使用するのは誤りです」という回答が出ていた。