円安に値上げ、暮らし不安なのに 「緊張感を持って注視」...見てるだけかよ

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首相の政治姿勢をチクリ

   「緊張感」「注視」は今や、政治家の常套句となっている。セット使用で際立ったのは、安倍晋三元首相だという。中日スポーツによると、ライターの武田砂鉄さんは20年8月6日、自身のツイッターで、安倍氏の「高い緊張感」「注視」発言を以下のようにピックアップしている。

7月9日 『高い緊張感をもって感染状況を注視している』
  7月14日『高い緊張感を持って注視している』
  7月31日『高い緊張感を持って注視している』
  8月6日 『高い緊張感をもって状況を注視』」

   この日、広島市の平和記念式典に出席した安倍首相(当時)は1か月半ぶりに記者会見した。しかし、質問は4つに限られ、追加質問を受けつけなかった。

   武田さんは、「私たちはもっと、高い緊張感を持って注視する必要があると思う。表に出てこない首相を」とつづり、首相の政治姿勢をチクリとけん制した。

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