「廃棄報道」のあと「キャンセル」
とりわけ衝撃的なのは、政府が英アストラゼネカ社から購入した1億2000万回分のワクチンのうち、半分の約6000万回分が使われていないこと。大量に廃棄される可能性があると、朝日新聞が7日にデジタル版で報じた。
アストラゼネカ製は、副反応として血栓症の報告があり、国内では接種が広がらなかった。 このため政府は約6000万回分を上限として海外諸国への供与を進めているが、残りの約6000万回分については、次々に6か月の有効期限を迎えているとみられ、今後大量廃棄される可能性もあると同紙は指摘していた。
関連してFNNプライムオンラインは11日、アストラゼネカ社製の新型コロナウイルスワクチンについて、政府は、購入契約の3分の1にあたる4000万回分をキャンセルしたと報じた。
しかし、キャンセル料については「秘密保持契約がある」として明らかにしていないという。