「1000ton」と書かれた、重くて強そうなハンマー。ビニール製のため、すんなり持ち上げられる。イベントやパーティーで罰ゲームに使ったり、コスプレグッズとして活躍したりする。
玩具問屋「堀商店」(愛知県名古屋市)の成瀬昭則さんは、マンガやアニメなどに登場する「トン単位」で強さ(重さ)が表記されているハンマーを見ると「本能的に『やばい...逃げなきゃ!』と思ってしまいますよね」。
この手のハンマーに恐怖を覚える理由は、テレビアニメの放送開始から今年で35年を迎える「シティハンター」の影響が大きいのでは、と成瀬さんは考える。同作の主人公・冴羽?が女性キャラクターに鼻の下を伸ばして迫ると、ヒロイン・槇村香が重いハンマーで冴羽をこらしめる描写でおなじみだ。
「劇場版シティハンターの新作が制作決定したとのことですが、嬉しさのあまり、『もっこり』して、ハンマーでどつかれないように注意してください!」