一瞬でちょっとしたホラーに
カスマルが気になっていたのが、フォークリフト。これ、実際に運転できるのだ。九条さんやリーチャ隊長さんがトライすると、リフトはおもむろに、前後に動き出す。
おきゅたんbotさん「これは(VR機器の)コントローラー操作で前後に動くんですか?」
ビッグカツくん「一応、左右にも動くのですが、反応が悪いです。あまり細かい調整ができず」
最後は、内心ワクワクしていたカスマルも運転席に座った。これはちょっと楽しい。ただバック走行の途中で降りてしまったところ、フォークリフトは慣性がフル稼働しそのまま壁方向に突っ込んで行ってしまった。現実なら労働災害案件だろう。しっかりと停止してから降りましょう。
搬出口の近くには、事務所がある。デスクの上にパソコンや電話機が並び、奥にあった電話は「プルルルル・・・」と鳴り続けている。この鳴りっぷりは、現実の事務所でも同じなのだとか。
コントローラーを向けると、「電話に出る」とコマンドが出てきた。何も考えずに受話器を取ったその瞬間、
カスマル「うお!?!?!?」
うつろな表情でテレビを眺めている例のビッグカツくん(工務担当)が目の前に現れた。いや、違う。ビッグカツくんが現れたのではなく、カスマルがワープさせられたのだ。事務所の方から「(カスマルが)どこかに飛ばされましたよ!?」との困惑の声が聞こえてくる。密室空間で謎の生物と2人きりになり、一気にホラー展開に。
カスマル「このギミックの意図は・・・?」
ビッグカツくん「(VRChat上で)ワープ機能が使えるのを知って、どこかに入れてみたいと思って...」
できるようになったことがあれば、とにかく試す。研究熱心な人みたいです。