Z世代は固定電話に不慣れ 職場で呼び出し音鳴っても「取りたくない」

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「コンセント抜きました」

   「どうしても電話に出たくない」。その思いが表れたエピソードもある。

   社会人1年目のCさんは学生時代、飲食店でアルバイトをしていた。そこでは予約の電話がかかってくる。しかし、「固定電話に慣れていなさすぎて、電話で知らない人と話したくないから、全て先輩か店長にお願いしていた」と明かした。高校生の時まで自宅に固定電話があったが、ほとんど連絡がくることはなかったという。

   社会人3年目のDさんは、実家の固定電話なら、かかってきたら取るそうだ。しかし、

「会社の固定電話取りたくないから、黙って目の前のコンセント抜きました。快適です」

   勤務先に、「営業電話」がかかってくることが多いためだ。Dさんは今のところ、業務に支障は何一つ出ていないと話す。同僚はこのことを知っているが、上司は気づいてない可能性があるという。

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