「カロリーメイト」プレーン味が終売 実は「元祖」の味ではありません

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   「カロリーメイト」のプレーン味が、終売だ。大塚製薬の「カロリーメイトブロック プレーン」は2014年に「発売32年目の原点回帰」として登場したが、22年3月上旬で生産終了した。

   販売終了の経緯を、大塚製薬に取材した。

  • 終売になる「プレーン味」
    終売になる「プレーン味」
  • 終売になる「プレーン味」

発売から8年、新味バニラと交代

   プレーン味は、カロリーメイトの中で一番の「若手」だった。1983年4月、最初に商品として登場したのはブロックタイプの「チーズ味」と、ドリンクタイプの「ミルク味」だ。大塚製薬の広報によると、ブロックタイプで登場したプレーン味は発売当時、「今まで食べていたもの(チーズ味)は、プレーンじゃなかったのか」と話題になったという。

   終了の理由は、販売数の減少だという。すでに、「チーズ味」がカロリーメイト元祖の味として定着している状態で、「プレーン味を想像しにくかったのだと思います」と広報。

   カロリーメイト公式サイトによると、ブロックタイプでは、チーズ味以降は1984年に「フルーツ味」、1993年に「チョコレート味」、2007年に「ポテト味」(14年終売)、09年に「メープル味」と続く。14年に登場したプレーン味はなくなるが、今年3月22日には新しく「バニラ味」が代わって新発売となった。

   公式サイトには記載がないが、2000年には「ベジタブル味」が発売。すでに姿を消している。

   生産は3月上旬で終了しているが、まだ販売している小売店はあるだろうと広報。J-CASTトレンドが東京都内を回ったところ、コンビニエンスストアで4本入りパックを手に入れた。

2022年4月6日11時50分追記:内容に一部不備があったため、修正しました。

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