AIがメール、ニュース記事を書く キーワード入れれば6秒で完成

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一瞬で芸能記事が完成した

   次に、ニュース記事を作ってみる。モデルがインスタグラムにアニメ「鬼滅の刃」のコスプレ画像を投稿し、ファンから絶賛を受ける――という架空の記事を想定。「タレントAさん」「鬼滅の刃」「コスプレ」「インスタグラム」「投稿」「反応」「そっくり」と7つのキーワードを登録した。生成を実行すると、5秒程度で、

『鬼滅の刃』のヒロインにそっくりなタレントAさんのコスプレが話題に
「鬼滅の刃」のヒロインにそっくりな、タレントのAさんのコスプレが話題になっている。AさんのInstagramに投稿されたもので、ファンからは絶賛の声が寄せられている。ネットでは「鬼滅の刃好きにはたまらん」などの反応があった。

   とざっくりとした芸能記事が完成した。「見出し」も付いてくる。こちらも自然な文章に仕上がっており、かなりの精度と言えそうだ。メールと記事のほか、職務経歴書の生成にも対応している。

   イライザの発表によると、同社では東京大学の学生3人と比較し、「イライザ ペンシル」の精度を検証した。AI側の執筆平均速度は「6.4秒」で、東大生の作業時間の56分の1。文章としての流暢さは同水準。正確性を示す事実と異なる記載をした率では、東大生が「20%」、イライザ ペンシルは「27%」だったという。

   同社では「全国民のホワイトカラー業務10%以上をAIへ代替できる可能性がある」と想定しているとのことだ。また2021年8月には、「ELYZA DIGEST」というサイトを公開。こちらはどんな文章を入力しても、AIが3行に要約してくれるというツールだ。

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