■大阪杯「カス丸の競馬GI大予想」
年度代表馬エフフォーリア始動 Vなるか

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   カス丸 はーい、ぼくカス丸きゃすう。先週の高松宮記念は伏兵ナランフレグの一発で誰も当たらなかったじぇい。2着に大穴が飛び込んでくるし、穴狙いのカスヨ姉さんも読めなかったきゃすう。短距離戦はたまにこの大波乱があるじぇい。今週は中距離戦の大阪杯(2022年4月3日、阪神競馬場、芝2000メートル)きゃすう。昨年の年度代表馬、エフフォーリアがここから始動するので、おそらく大本命になるじぇい。過去10年の馬券を見ても9番人気と7番人気が1回ずつ絡んでいるほかは、6番人気以内で決着しているから大荒れはなさそうきゃすう。エフフォーリアはさっそく、ガジュマル爺が本命◎にしてるじぇい。

エフフォーリアに不安あり!?

    ガジュマル爺 ここはエフフォーリア以外の本命はないじゃろ。なんて言ったって、日本の競馬界でナンバー1の馬はこの馬じゃろうから。デビュー戦から横山武史騎手を背に7戦6勝2着1回。唯一の2着はシャフリヤールにハナ差敗れた日本ダービー(GI、東京2400メートル)だけと、出走メンバー中では抜けた存在じゃ。3歳クラシックは皐月賞(GI、中山2000メートル)の優勝にとどまるが、秋は古馬を相手の天皇賞・秋(GI、東京2000メートル)と有馬記念(GI、中山2500メートル)を連勝するなど、その実力は現時点で日本のサラブレッドで敵なしとみることに間違いないはずじゃ。重馬場でのレース経験(稍重は皐月賞で経験)がないが、週末の天気予報では問題なしじゃ。懸念材料があるとすれば、成長力。エピファネイア産駒は、これまでに4歳以上でGIを勝ったことがないんじゃ。また、横山武史騎手の調子が上がってこないこと。先週のGI、高松宮記念(中京1200メートル)では1番人気のレシステンシアに騎乗して6着に敗れていたのが気になるんじゃが、まあ、この馬なら大丈夫じゃろ。

   カス丸 一抹の不安があるきゃすう。でもすんなりいけば、強そうだじぇい。穴狙いのカスヨさんは、アカイイトが本命◎きゃすう。

   カスヨ ここは昨年のエリザベス女王杯を勝ったレースの再現を期待しての本命よ。初騎乗の幸英明騎手が10番人気の低評価を覆してGI初挑戦で初勝利を収めたわ。後方からレースを進めることが多いんだけど、必ず伸びてくる強烈な末脚が魅力よね。前走の金鯱賞(GII、中京2000メートル)も休み明けながら3着に入るといった、GI馬としての実力を発揮しており、今回は叩き2戦目で上積みが見込めるわ。同じ直線が短い阪神内回り2200メートルのエリザベス女王杯で後方から突き抜ける力を見せたんだから、ここも強烈な末脚で勝ち切るわ。

   カス丸 ふーん、調子がいいみたいだじぇい。さて、爺の対抗〇はヒシイグアス、カスヨさんはジャックドールきゃすう。

   ガジュマル爺 ヒシイグアスは1800~2000メートル戦ばかりに出走して13戦6勝2着4回と堅実な6歳馬じゃ。3歳時はスプリングステークス(GII、中山1800メートル。5着)やラジオNIKKEI賞(GIII、福島1800メートル。9着)で人気を背負いながら勝ちきれないレースが続いたが、4歳で本格化したんじゃ。石和特別(2020年4月。2勝クラス、東京1800メートル)から昨年1月のGIII、中山金杯(中山2000メートル)、3月のGII、中山記念(中山1800メートル)まで4連勝。秋には初のGI挑戦となる天皇賞・秋(東京2000メートル)でエフフォーリアの5着に健闘したんじゃ。前走の香港カップ(GI、シャティン2000メートル。勝ち馬はラヴズオンリーユー)2着からの臨戦だが、間隔をあけての出走で良績を収めているので心配はないはずじゃ。先団に取りつけて、確実に差してくる脚は魅力で、充実期の今ならエフフォーリアを脅かす存在になれるはずじゃ。

   カスヨ 今回の話題の一頭は、ジャックドールよ。3歳以上1勝クラスから金鯱賞まで5連勝中の上がり馬よ。圧倒的なスピードを武器に逃げ切り勝ちを収めている姿はサイレンススズカを彷彿とさせるわね。モーリス産駒は直線に坂のあるコースや淀みない流れからの持久力勝負を得意とする傾向があり、マイペースで逃げるとかなり強い印象があるわ。ただし、5連勝はすべて左回りの2000メートルの競馬場のみであることから、対抗評価まで、ということね。

   カス丸 右回りは自信がないきゃすう? ところで、昨年の覇者レイパパレなんかの実力馬がまだまだいるじぇい。馬券に絡みそうなところでいくとどんな馬がいるきゃすう?

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