コロナ「第7波」忍び寄る 「まん防」解除早々の急増は「BA.2」の疑い

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リバウンドの可能性はある

   政府分科会の尾身会長は3月30日の衆院厚労委員会で、新型コロナの感染再拡大が起きているかの判断には「もう数日待つ必要がある」との考えを示した。

   FNNによると、尾身氏は新型コロナの感染再拡大(リバウンド)について「起きる可能性はあると思う」指摘。理由として、

▼ワクチンの3回目接種が日本よりも進んでいる国でも感染拡大が見られること
▼全体として感染が下降傾向だったので重点措置を解除したが、まだ感染のレベルが高い所があること
▼現在主流のオミクロン株より感染力が高いとされる別系統の「BA.2」への置き換わりが起きていること
▼これから花見や歓送迎会といった恒例行事が多くなること

の4つを挙げている。

   一方で、現在、感染再拡大が起きているかについては、3月下旬の3連休中は検査数が少ないことに伴い、感染の報告数も減る一方で、人々の活動が活発化し接触・感染の機会が増えている可能性があるため、数日間様子を見た上で、「持続する感染拡大」かを見極める必要があると述べている。

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