「有料ごみ袋」地域ごとに価格差 1枚100円超から無料まで、その背景

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登別と帯広は1枚当たり120円

   北海道は、他地域より高額な自治体が多い印象だ。札幌市では40リットルの指定ごみ袋が5枚1組で400円、1枚あたり80円で、武蔵野市と同じとなる。

   一方、室蘭市では2022年3月までは40リットル1枚80円のところ、4月からは1枚120円に改定される。釧路市のごみ袋は40リットルが1枚105円。登別市では可燃用袋は40リットルが10枚1組1200円で、1枚当たり120円。帯広市も可燃用40リットルが1セット5枚600円で、登別と同じく1枚当たりは120円だ。100円を超えるケースが複数ある。

   帯広市の清掃事業課管理係に取材した。ごみの収集コストを税金で負担にするか、ごみを排出する人の負担とするかなどを「総合的に勘案」して価格を設定していると説明した。

   他の都府県に比べて、北海道の各自治体のごみ袋が高額な理由を質問した。担当者によると「一概には言えない」ものの、本州よりも高いイメージがあるとすれば、居住区域が広く、ごみ収集車の移動距離が増えることで燃料費がかさむことが一因ではないかと推測した。

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