■高松宮記念「カス丸の競馬GI大予想」
グランアレグリア引退で新王者はこの馬!

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

一発狙いの穴馬たちが勢ぞろい

   カスヨ 私から行くわよ。まずはナランフレグね。中京芝1200メートルは5戦して1勝2着2回3着1回と複勝率80%で得意なコースね。近4走は上がり33秒台の強烈な末脚で確実に伸びて3着以内に入っており成績が安定しているわ。瞬発力勝負の流れになれば頭まであるかもね。次はレイハリアよ。3歳春にダートで未勝利戦を勝ち上がると、その後は芝1200メートルを3連勝でキーンランドカップ(GIII、札幌)を制するほどの充実ぶりを見せたわ。4勝はいずれも1200メートル戦で、中山ダート1200メートルの不良馬場、新潟芝1200メートルの馬場、中京芝1200メートルの良馬場、札幌芝1200メートルは良馬場と右回り左回り、良馬場重馬場など、どんな条件でも対応できるところが強みだわね。前走の京阪杯(GIII、阪神1200メートル)は16着と大敗しているから、あまり人気にはならないでしょうけど、適性の高さを考えて抑えるわよ。最後はクリノガウディ―だわね。一昨年の幻の高松宮記念馬よ。GIで1着入線(記録は4着)できるだけの実力を秘めており、叩き2走目で得意の左回りなので、近走のふがいない成績から一変があっても不思議ではないわ。一発を期待ね。

   ガジュマル爺 わしはまずはダイアトニックじゃな。21戦のすべてが1200~1600メートル戦で、重賞3勝を含む8勝と、短距離の「鬼」じゃな。2019年秋のスワンステークス(GII、京都1400メートル)勝ちのほか、2000年のGI高松宮記念で3着(優勝はモズスーパーフレア)、GIIIの函館スプリントステークス勝ちと1200メートル戦で好成績を残しておるんじゃが、21年は夏のキーランドカップ(GIII、函館1200メートル。優勝はレイハリア)で14着に敗れるなど、さっぱり。昨年はこの1戦だけで、今年は1月5日の京都金杯(中京1600メートル)で4着、前走の阪急杯(GIII、阪神1400メートル)勝ちと、かつての走りが戻ってきておるところじゃ。父、ロードカナロアは2013年のこのレースの勝ち馬だから、スプリント血統であることは間違いないはずじゃ。父と同じ安田隆行厩舎の所属でもあり、このレースには縁があるんじゃ。7歳馬となったが、2000年の3着以上を期待じゃな。2頭目はシャインガーネットじゃ。レシステンシアと同世代の5歳牝馬。この馬も1200~1600メートルばかりを使われ12戦を消化。2020年にファルコンステークス(GIII、中京1400メートル。2着はラウダシオン)勝ちがある。次走でGIのNHKマイルカップ(東京1600メートル)は、優勝したラウダシオン、2着のレシステンシアの6着。GI挑戦はそれ以来だが、前々走のオーロカップ(リステッド、東京1400メートル)3着、前走のGIIIシルクロードステークス(中京1200メートル)2着と調子は上がってきておるんじゃ。中京コースは重賞勝ちもあり、相性が良さそうじゃ。展開が向いたときの、好位からの差し脚に期待。最後はトゥラヴェスーラじゃな。昨年のこのレースで4着と好走。GI挑戦はそれ以来となる7歳馬。3歳時には、葵ステークス(重賞、京都1200メートル)の2着があるなど1200メートル戦で良績を残したものの、古馬との対戦になれるのに時間を要したんじゃ。2020年からは1200~1400メートル戦にしぼって出走。12戦して掲示板(5着以内)を外したのは4戦だけだったんじゃ。前々走(21年)の京王杯スプリングステーク(GII、東京1400メートル)で2着、前走の阪急杯(GIII、阪神1400メートル)でも2着と好調を維持しておるのが強みじゃ。「短距離の差し馬」の格言どおり、強烈な差し足で一発を狙うはずじゃ。

   カス丸 うーむ、これは面白そうきゃすう。でも軸になるのは安定感抜群のレシステンシアだじぇい。本命◎にするきゃすう

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