サントリービールは、俳優の柳楽優弥さん、黒木華さんを起用した「金麦」の新テレビCM「帰りの電車」編、「帰りのバス」編(各15秒)を2022年3月26日から、全国で順次オンエアする。
メインコピーは「帰れば、金麦」。15周年を迎えリニューアルした新しい「金麦」の広告を柳楽さん、黒木さんが帰宅途中に目にするところからストーリーが始まる。見どころは二人の「ニヤニヤ」だ。
アドリブのアクションシーンがカッコイイ
「帰りの電車」編では、金麦の電車広告に書いてある「帰れば、金麦」というキャッチコピーを心の中でつぶやいているうちに、柳楽さんの顔が思わず緩む。頭の中はすっかり金麦でいっぱいだ。
帰り道、横断歩道を速足で歩いていると、すれ違った二人組から「今の人、めっちゃ笑ってた」と笑われてしまうが、まったく気にせず家路を急ぐ柳楽さん。自宅のドアを開け、はやる気持ちを抑えきれない様子で、鍵をポンと宙に放り投げてバシッとつかみ取る。冷蔵庫から冷えた金麦を取り出すと、さっそくひと口飲んで「プハ!」とおいしそうな表情に。金麦が、一日の終わりに家でゆっくり飲むのにもってこいだとアピールしている。
発表資料によると、柳楽さんが玄関先で宙に放り投げた鍵をキャッチする場面はアドリブ。当初の絵コンテでは、ようやく金麦が飲める喜びを表情だけで表現する予定だったという。アクションを披露した柳楽さんに、スタッフからは「カッコいい~!」と歓声が上がったそうだ。
やきとり屋台に向ける焦がれた眼差し
黒木さんは、帰宅中のバスで読書中に金麦の広告を発見(「帰りのバス」編)。「帰れば、金麦」というキャッチコピーを心の中でつぶやいているとニヤニヤした表情になり、本で口元を隠す。
ふと窓の外に目をやると、そこにはやきとりの屋台が。金麦にぴったりのおつまみを見つけた黒木さんは物欲しげな表情を浮かべるものの、バスは屋台からどんどん遠ざかっていく――。
その後、すっかり日が暮れ、急いだ様子で帰宅した黒木さん。玄関の電気をつけると、その手には屋台で買ったやきとりの袋が提げられていた。冷蔵庫から冷えた金麦を取り出し、おつまみを片手に飲む黒木さんのカットに、「帰れば、金麦」というナレーションが重なる。
黒木さんは、「帰りにやきとりを買って、家で金麦を飲みながら食べることがある」そうだ。普段とよく似たシチュエーションでリラックスしていたのか、撮影時はフライング気味にやきとりに手を伸ばして食べてしまうお茶目なハプニングがあったという。