やきとり屋台に向ける焦がれた眼差し
黒木さんは、帰宅中のバスで読書中に金麦の広告を発見(「帰りのバス」編)。「帰れば、金麦」というキャッチコピーを心の中でつぶやいているとニヤニヤした表情になり、本で口元を隠す。
ふと窓の外に目をやると、そこにはやきとりの屋台が。金麦にぴったりのおつまみを見つけた黒木さんは物欲しげな表情を浮かべるものの、バスは屋台からどんどん遠ざかっていく――。
その後、すっかり日が暮れ、急いだ様子で帰宅した黒木さん。玄関の電気をつけると、その手には屋台で買ったやきとりの袋が提げられていた。冷蔵庫から冷えた金麦を取り出し、おつまみを片手に飲む黒木さんのカットに、「帰れば、金麦」というナレーションが重なる。
黒木さんは、「帰りにやきとりを買って、家で金麦を飲みながら食べることがある」そうだ。普段とよく似たシチュエーションでリラックスしていたのか、撮影時はフライング気味にやきとりに手を伸ばして食べてしまうお茶目なハプニングがあったという。