はつめ「エルデンリング」の魅力を解説 「助けられ、だまされて...」

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いしたにまさき:花粉症がつらい季節です。みなさま、どんなゲームをお楽しみでしょうか。今月も、はつめちゃんとゲームの話をしよう!がやってまいりました。

はつめ:こんにちは。花粉のせいで家に籠ってゲームをするには、いい季節ですね。
  • エルデンリングは「攻略のしがいが、ありまくり」
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「フロム・ソフトウェア」とは

いしたに:今月はこの話をしないわけにはいかない。エルデンリングです。早速、話題沸騰。YouTubeの動画の数が、すごいことになってます。

はつめ:本当に全員やってますよね、エルデンリング。

いしたに:いくつか、キーワードもありますけど、なんかこんなにみんなが一斉にやってるのって、ひさびさの空気という感じがします。


バンダイナムコエンターテインメントとフロム・ソフトウェアは、3月16日、エルデンリングの世界累計出荷本数が1200万本を突破したと発表した。


はつめ: うーん、「フロムゲー」が出た後は、割とみんなこぞってやっているイメージです。

いしたに:「フロム・ソフトウェア」ですよね。

はつめ:いっぱい説明することあるな。

いしたに:そもそも日本の会社ですよね。 まずはそこから解説していかないと、わからない気がします。

はつめ:フロム・ソフトウェアは日本の会社で、ほかにも「ダークソウル」や「SEKIRO」とか、クオリティーの高いゲームを作ってる会社です。

いしたに:代表作はやっぱ、ダークソウルですかね。

はつめ:ですかね。あとは、オープンワールドゆえにそれぞれの遊び方があるので、いわゆる"するめゲー"ってやつですね。オープンワールドの補足をすると、決められた道・順番がある「ドラクエ」や「ポケモン」のようなゲームに対して、プレイヤーが自由に探索して自由にルートを開拓したり散策したりできるゲームです。

いしたに:そうか、ダークソウルがひととおり出て、SEKIROがあって、満を持してのエルデンリングということか。そして、最新作のポケモンも、もうオープンワールドになってしまいました。ということで、今やオープンワールドは、ゲームのトレンドというよりも、王道になっていますね。

はつめ:そうですね、元々PCでゲームしているプレイヤーからしたら、PCにはMMOがあるので「お~」という感じですが、今までオープンワールドに触れてこなかった人からしたら「なにこれ!?!??!」ってなるらしいです。

いしたに:あー、なるほどなるほど。

オープンワールドはビュッフェ

はつめ:わかりやすくオープンワールドの面白さを説明すると、めちゃめちゃレベル低くても高レベルのモンスターと出会えてワケの分からないGAMEOVERを喰らったり、超弱い装備で超強い敵にチャレンジできたり。

いしたに:ストーリーは、ないわけではないけど、一本道ではないということですよね。

はつめ:普通のストーリーゲームがコース料理だとしたら、オープンワールドはビュッフェとか食べ歩きですかね。めっちゃわかりやすいじゃん、私の説明。

いしたに:ああ、ビュッフェ!その説明はうまい!!ナイス説明。

はつめ:ヤッタ!ということで、「フロム・ソフトウェアっていうめちゃめちゃいいゲームを作る日本の会社が、ついにオープンワールドゲームを作ったぞ」というのが、今のエルデンリングブームの要因ですかね。

いしたに:エルデンリングって、基本は1人でやるゲームですか、それともパーティー組みますか。

はつめ:基本的には1人でやるゲームですね。

いしたに:それで、こんだけみんながやってる感があるのは、すごいなあ。ゲーマーからすると、それだけ「待ってました感」があるということなんだな。

はつめ:攻略のしがいが、ありまくりですからね。普通の人がプレイしたら大体100時間でクリアできるっていう話が出ていて、「え???100時間...!?」ってなるくらい。

いしたに:え、そんなもんなの??
   ああ、「ただし、寄り道しなければ」ということか。

はつめ: 公式「30時間でいけるで~」って言ってるんですけど、どう頑張っても30時間は大ウソって、友達が言ってました。

いしたに:あははは。まあ、でもそれぐらいに、やりがいがあるということですね。

はつめ:そういうコト!

マップにみんながメモ残せる

いしたに:ただ、1人でやるゲームだけど、そうじゃない要素がちゃんと入ってるのが今時だなと思いました。なにが言いたいのかというと、マップにみんながメモ残せるの、ホントいいですよね。

はつめ:そう!あれはダークソウルと似たような要素なんですが、「この先ジャンプ!」とかダンジョンマップに書いてあって、その通りにジャンプすると死ぬんですよね。

いしたに:みんな大ウソつきwww

はつめ:本当にキレそうなる。

いしたに:一応、こまかく説明しておくと、1人でプレイしているけど、マップはみんなで共有しているという世界観なんですよね。現実世界だとグーグルマップのレビューとかそういう感じ。でも、ゲーム内コメントなので、みんな平気で大ウソ書くっていう。もちろんホントのことが書いてあることもあります。

はつめ: あのシステム本当に面白いですよね。見ず知らずの人に助けられ、はたまた見ず知らずの人にだまされて...。

いしたに:1人だけど1人じゃないマップシステム。でも、現実世界も実はそうですよね。運転していて、グーグルマップにだまされるとかもありますし。

はつめ:グーグルマップもたまに変な場所ありますもんね、なぞに名前の付いた壁とか。

いしたに:どっかのホテル行ったときに「グーグルマップの指示にだまされないでください!」って、ウェブサイトに書いてあるのを見つけたときは笑いました。よっぽど苦情あったんだろうなあと。

はつめ:なんかあったんだろうなぁ...。

(次回に続く)

【連載】はつめ降臨 成長する連載「第二形態」

はつめ
現在フリーのストリーマーとして活動している元プロゲーマー。高校時代にesports業界へ飛び込み、18歳にプロ契約。格闘ゲームのプロゲーマーとして、全世界で行われるCAPCOM Pro TourやEVOへも参加。2020年頃よりApex Legendsのゲーム実況をはじめ、当時の最高ランクに昇格するなど、FPSでも活躍している。米国発スポーツアパレルブランド「Kaepa」のブランドアンバサダーを務めている。テレビ番組「お願いランキング!」「王様のブランチ」「マツコ会議」への出演をはじめ、新聞やメディア出演も多数。
Twitter:https://twitter.com/hatsumememe
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCq1FEiGmyh-52yYGeOMTVLA

いしたにまさき
ウェブサービス・ネット・ガジェットを紹介する考古学的レビューブログ『みたいもん!』管理人。2002年メディア芸術祭特別賞、第5回Webクリエーションアウォード「Web人ユニット」賞受賞。著書に2010年11月に単著「ネットで成功しているのは〈やめない人たち〉である(技術評論社)」など共著も多数。2011 年9月より内閣広報室・IT広報アドバイザー就任。同年アルファブロガー・アワード受賞。「ひらくPCバッグ」などネット発のカバンデザインも好調。ひらくPCバッグで2016年グッドデザイン賞受賞。Evernote ECL・ScanSnapアンバサダー・HHKBアンバサダー。Yahoo!ニュース個人オーサー。
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