ウクライナ侵攻で日本の食が危ない 低い自給率で「質素な食事例」話題に

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毎食イモ、肉は9日に1食

   食料の輸入がストップしたら、私たちの食事はどうなるのか――。もしもの場合を表したものとして、インターネット上でしばしば引用される画像がある。「JA北海道中央会 帯広支所」で展示された食事例の模型だ。

   見ると、おかずは極めて少なく、イモ類が朝、昼、夜と毎食出てくる。みそ汁やサラダもなければ、肉類も見当たらない。説明書きを見ると、卵は「7日に1個」、食肉は「9日に1食」だ。普段の食事と比べると、かなり質素だろう。

   これは2012年に公開された画像で、当時の公開データをもとに作成された例だ。当時の食料自給率は39%で、パネルの説明にある「2015年」も同じく39%と、2020年度より2%高い。そうなると、現在の状況の方がより粗末なメニューになる恐れがある。

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