アパレル業界の反応
ハンガーや衣類カバーを使うのは、アパレル業界も同様だ。
業界大手で、「GLOBAL WORK」や「LOWRYS FARM」をブランド展開する「アダストリア」(東京都渋谷区)は、ハンガー納品形態のアイテム数が他社と比べて少ないことを説明。その上で、
「店舗に納品されたプラスチックハンガーも、出店デベロッパーの回収によりリサイクルされております。そのため、プラスチック資源循環促進法の施行後も大きな影響はないと想定しております」
と答えた。しかし、施行後の状況によっては、「納品時のハンガーを環境配慮型のものに変更していく等の対応も、今後の検討案としては視野に入れております」と明かした。
紳士服チェーン「洋服の青山」を運営する青山商事(広島県福山市)は取材に対して、影響は特にないとしつつ、「今後何かできないかとは、検討中」だという。