ウイルス対策ソフト「カスペルスキー」  ウクライナ侵攻の影響を聞くと

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導入している日本企業は

   情報セキュリティーに詳しい立命館大学情報理工学部の上原哲太郎教授に、取材した。ロシア・ウクライナ情勢により、「(カスペルスキー)日本法人の活動が大きな影響を受けることはないはず」と分析する。

   ただ、次のような話を耳にしていると上原氏は続ける。カスペルスキーのソフトを導入している企業が、国内外の他のウイルス対策ツール会社に、利用ソフトの乗り換えについて問い合わせる事例が増えている、というのだ。

   問い合わせが増えた正確な理由は「不明」と、上原氏。今後ロシア情勢をめぐり何が起こるか分からないことから「リスク回避」のため、あるいはロシアの侵攻に対する「抗議」の意が背景にあるのではないかと推測した。

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