自宅でギョーザをつくってみる。しかし、出来上がりが「べちゃっ」としたことや、味も「なんか違う」という状態になったことはないだろうか。
ギョーザづくりを失敗せず、おいしく食べるにはどう調理したらいいのか。中華レストランのプロに、コツを聞いた。
パリっと焼く火加減のコツ
J-CASTトレンドは、これまでに麻婆豆腐やチャーハンの「謎」に答えてもらった、山梨県の中華レストラン「さんぷく」に取材した。
最初の質問は、ギョーザで具材に加えるだけでおいしくなるものはあるか。
ギョーザの具が多様化しているため、「これだ!」という答えを出すのは難しいそうだ。ただ、こんなヒントをくれた。
「元のタネ(ギョーザのあん)から大葉やチーズ、キムチなど少しずつ入れて、いろいろな種類の味を楽しむのもいいかもしれません」
タコ焼きのタコを、ほかの具材で試す感覚だ。
次に、レシピのうえで工夫できることはないか。
「作ったタネを一晩寝かせると、味がなじむと思います」
おいしさの秘訣は、味はもちろん、焼き加減も大事ではないかと話す。
「皮の厚さにもよりますが、市販されているものは薄めなので、弱火寄りの中火でじっくり焼くと、パリッと焼けると思います」
そこで教えてもらった方法で、J-CASTトレンド記者がギョーザづくりに挑戦だ。「あん」を2種類用意し、違いを比べてみた。