カンロは、「バターキャンディ飛ぶぞ」を2022年2月28日に発売した。「まるでそのままバターを舐めているような」味わいのキャンディーとのことだが、目を引くのはその商品名だ。
パッケージにも「バター、舐めたことないでしょ、飛ぶぞ。」と独特のフレーズが印刷されている。「飛ぶぞ」の意味をカンロのブランド開発部に取材し、聞いた。
「びっくりするほどおいしい」を込めて
このキャンディーは、「バターそのものを追求した味わいやなめ心地が特徴」という。舐めているとバター特有の油分が溶け出す感覚や、背徳感ある香りを感じられるよう研究と試作を重ねた「意欲作」との話だ。
食べた瞬間、バターの香りが押し寄せる「インパクトのある味わい」に仕上がった。それを伝えたいとの思いから、「バターキャンディ飛ぶぞ」という名称になったという。
「『飛ぶぞ』という言葉は、『びっくりするほどおいしい』ことを表現しています」
若者を中心にSNS上で、おいしいものを人に勧める時などに「飛ぶぞ」という表現が使われている例を見て、「非常にインパクトがあるフレーズ」と、参考にしたという。
全国のコンビニエンスストアや駅売店で販売。セブン‐イレブンでは3月1日から取り扱っている。