「コロナ第6波」感染率が高い地域 東京は2位、「まん防」適用外の県も

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   新型コロナウイルス第6波で感染率が高いのはどこか。NHKのまとめによると、人口当たりの感染者数が多いのは、3位奈良県、2位東京都、そして1位は――。

   すでに感染がピークを過ぎた県もあるが、まだ31都道府県でまん延防止等重点措置が続いている。

  • 人口当たりの感染者数、東京は全国で2番目に多い
    人口当たりの感染者数、東京は全国で2番目に多い
  • 人口当たりの感染者数、東京は全国で2番目に多い

大阪は死者も多い

   NHKは新型コロナウイルスの特設サイトで、直近1週間の人口10万人当たりの感染者数を都道府県別に公表している。

   2022年2月21日段階のまとめによると、最多は大阪府で10万人あたり860人(小数点以下切り捨て)。東京都が726人で続いている。日々の感染者数では東京が多いが、人口は大阪が少ないので、10万人あたりの比率では大阪がトップになっている。

   大阪は死者も多い。2月17日には54人。東京の最多は21日の30人なので、東京を上回っている。大阪府の吉村洋文知事は18日、高齢者に感染リスクが高い場所への外出自粛を求めるなど、急増する高齢患者への新たな対応策を発表している。

   3位になっている奈良県は605人。まん延防止等重点措置を申請していない数少ない県の一つだ。

   荒井正吾知事は、「日経ビジネス」のインタビュー(2月17日公開)で、「まん延防止は効果が実証されていない。やる意味がない」「ゼロコロナやコロナ絶滅は難しい。奈良県は『ウィズコロナ』に作戦の軸足を置いている」と主張している。

   奈良県は人口130万人ほどだが、2月14日から連続7日間、1000人を超える感染者が出ている。死者も、16日には11人を記録した。人口が同規模の長崎県や愛媛県と比べると、感染者数も死者数もかなり多くなっている。

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