食品から生活雑貨、スマートフォンの充電ケーブルまでがそろうコンビニエンスストア。加えて、店舗によっては「薪(まき)」を売っていることがあるようだ。
もちろん、焚き火などに使われる木材の「薪」だ。
郊外の店舗で売っているケース
記者は岩手県奥州市のファミリーマート「奥州水沢店」で、2022年2月17日に薪が売られていたとの話を知人から聞いた。知人撮影の画像には、店舗入口から正面にかけて薪がずらりと並べられている様子が映っており、「薪、乾燥中」との張り紙があった。この店舗の薪は6キログラムあたり「500円」で売られていたという。
ツイッターで調べていくと、岩手県のほかにも神奈川県内や、山梨県内、静岡県の富士宮市内といった地域のファミマ店舗で薪を見かけたとする投稿があった。キャンプ場近くの店舗にあったというツイートも複数存在する。
ファミリーマート広報に取材した。社内で確認したところ、「一部の店舗ではお客さまのご要望を受けて、店頭などで薪を販売しているケースはございます」とのことだ。購入者の用途としては、店舗近隣の河原でのバーベキューなどに用いているのではないかと分析した。
具体的な販売店舗数については回答を控えたが、基本的には都市部ではなく、郊外の一部店舗で取り扱っているケースがあるという。
キャンプ時に販売店舗が近くにあれば、燃料を切らした時などに役立ちそうだ。