「ミルメーク」今も給食で現役 粉と液体、全国で提供だが知らない人も

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液体はパック牛乳用に開発

   ミルメークは、顆粒・粉末タイプが初代だ。液体タイプは、同社公式サイトによると1978年に登場した。「瓶牛乳からパック牛乳にかわる学校が増えたため、パック牛乳用に開発したチューブタイプのミルメークを発売」とある。ストローの挿し口に合わせて注入できるようにしたのだ。

   学校給食で、一番ミルメークを飲んでいる自治体を聞くと「長年、愛知県が1位で千葉県が2位です」。そこで複数の自治体に、顆粒・粉末と液体どちらを提供しているか取材してみた。

   トヨタ自動車の地元、愛知県豊田市の学校給食協会は、液体タイプのコーヒー味ミルメークだと答えた。毎月1回提供しているそうで、「少なくとも、20年前から使っていると聞いています」。千葉市の教育委員会事務局学校教育部保健体育課に聞くと、液体タイプのミルメークを提供していると担当者は明かした。液体には「コーヒー」と「ココア」の2つの味があるが、学校によって違うとの話だ。大阪府豊中市でも、液体タイプを出している。味はココアで、前年が夏と冬に1回ずつ提供があったそうだ。

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