代替素材に切り替えたホテルも
プラスチック新法に向けたホテルの対応は、まちまちだ。
福岡県北九州市の「JR九州ステーションホテル小倉」は2022年1月12日、同法に先立つ形で「1月10日より歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ等の客室アメニティ(包材を含む)をバイオマスプラスチック製品等へシフト」したと発表。客室常設の歯ブラシは竹由来の成分を使ったものになり、プラスチックの代替となる素材を選んだこととなる。また、シャワーキャップは廃止した。
「第一ホテル東京」「レムプラス銀座」などを運営する阪急阪神ホテルズは2月1日、4月からは使い捨てアメニティーグッズの品数を絞り込むとともに、必要とする客にのみフロントロビーで提供する方式に変更すると発表している。歯ブラシ、ヘアブラシなどはフロントロビーでの提供となる。また今後は、順次環境に配慮した代替品に切り替えていくという。
J-CASTトレンドは2月18日、ディズニーホテルのうち「東京ディズニーセレブレーションホテル」以外の4ホテルを運営する「ミリアルリゾートホテルズ」広報宣伝課に取材した。プラスチック新法に向けては「現在、ホテルでの対応方法を最終調整中」とのことだった。