ワリエワ「絶望」のあだ名ウソだった 日本のマスコミは連呼していたが

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欧米メディアは別の呼び名

   時事通信は、このニックネームは、実は3年ほど前、日本のインターネット交流サイト(SNS)で生まれたものだということを突き止めている。投稿していた20代男性が、「僕も含め数人が言いだした」と明かしている。「ファンが想像した完璧な演技を何度も超えてくる期待感、高揚感を逆説的に表現していた」とのこと。現在使われている「ライバルを意気消沈させる」という意味合いではなかったようだ。

   この男性は、「もともとの意図と違う形で使われているので、これ以上広まってほしくない。選手のマイナスイメージにならないよう祈るばかり」とも語っている。

   米メディア「MarketWatch」は22年2月14日付(同16日更新)記事で、ワリエワ選手を特集。この中で、見出しのひとつに「彼女のあだ名は『ミス・パーフェクト』」と書いている。英紙「デイリーメール」(電子版)2月18日付記事では、「あだ名が『ミス・パーフェクト』のワリエワは」という記述が登場する。英紙「インディペンデント」(電子版)2月16日付記事中にも、同じく「ミス・パーフェクト」がニックネームとして使われていた。欧米メディアでは、こちらが主流とみられる。

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