ソニー新型イヤホン「穴あき構造」に秘密が 周囲の音も自然に聞こえる

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   ソニーは、完全ワイヤレス型イヤホン「LinkBuds(リンクバッズ)」を2022年2月25日に発売する。特徴は穴のあいたデザイン。ドライバーユニット(スピーカー部分)が、リング型の構造をしているのだ。

   発表によると、耳をふさがず、装着していて圧迫感がないほか、小型・軽量で「常時装着」しても疲れにくいという。「オンラインとリアルをつなぐ新たな音体験」を提案するとのこと。

  • ソニーの新型イヤホン「LinkBuds」 (ソニーマーケティングのリリースから)
    ソニーの新型イヤホン「LinkBuds」 (ソニーマーケティングのリリースから)
  • 付属ケースで充電すればバッテリーは合計約17.5時間駆動
    付属ケースで充電すればバッテリーは合計約17.5時間駆動
  • ソニーの新型イヤホン「LinkBuds」 (ソニーマーケティングのリリースから)
  • 付属ケースで充電すればバッテリーは合計約17.5時間駆動

現実世界の音とゲーム音を楽しめる

   構造上、再生中の音楽に加えて周囲の音や自分の声も自然に聞き取れる。また装着者の声と、周囲の雑音を分離する機能を搭載しており、通話時にノイズを抑えてユーザーの声をクリアに伝えられる。バッテリーは、ワイヤレス接続時の連続音楽再生時間が約5.5時間、付属のケースで充電すると合計約17.5時間持つ。

   装着中にユーザーが声を発すると、再生中の音楽を自動的に一時停止する「スピーク・トゥ・チャット」も搭載している。この機能を有効化すると、楽曲を止めてすぐに会話を始められる。会話終了後は、自動で再生を再開する。

   現実世界とCG画像などを組み合わせる AR(拡張現実)ゲームをプレイする際も、周囲の音とゲームの音が混ざり合って聞こえるため、よりその世界観を楽しめるという。今後は、現実世界を舞台にARを活用したゲームアプリ「ポケモン GO」で知られる「Niantic」と協業し、ゲームの新たな「音体験」を拡充していくとのこと。

マイクロソフトの地図アプリとも連携

   また「LinkBuds」は内蔵センサーで頭の向きを認識できる機能を搭載している。これを活用し、米マイクロソフトの地図アプリ「Microsoft Soundscape」とも連携する。これは現在地や周辺の店舗名などを音声で読み上げたり、目的地の方向を音で知らせるアプリだ。「LinkBuds」と連携すると、街歩きの時にスマートフォンで地図を確認せずとも、目的の方向を音で知らせてくれるという。

   すでに予約受付を開始しており、公式ショップ・ソニーストアでの価格は2万3100 円(税込)。

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