「生理で休む」誰にもあり得る
生理痛で平時通りの勤務が難しくても「上司に伝えない」人が少なくない中で、「伝える」メリットについて考えた。女子部JAPAN編集部は「この人はそういう人なのだ」「サボっているわけでなくパフォーマンスが落ちる日もある」と認識してもらう点にあるのでは、とみている。そのうえで、
・まずはチャットで気軽に、職場の女性同士で生理の悩みを共有する
・リモートワークができるなら、「生理の日にリモートだと助かる」という話をしていく
こうした取り組みを重ね、より働きやすい環境を目指すよう勧めた。
イベントでは、参加者から「『生理痛です』と言い過ぎて、男性の方が気まずそうにしている」とのチャットが寄せられた。そこで、「男性側の受け止め方」にも工夫できる余地がありそうだと提案した。「生理」とは誰でも使ってよい言葉であり、「生理で休むのは誰にとってもあり得ること」という認識を、当たり前にしていくのがよいという。
「(生理痛だと女性から伝えられると)『どうしていいかわからない』男性は多いですよね。最初は面食らうかもしれませんが、こういったことは『慣れ』も大事かと思います」
男性の戸惑う姿を見たくない、気まずい雰囲気になりたくないからと、つらさを飲み込んでしまっている女性にとっては、悩み解消につながりそうだ。