「伝えても何かが変わるわけではない」
生理痛がひどくても、黙って働く人も多い。「上司に伝えない理由」として群を抜いていたのは、「伝えても何かが変わるわけではない(54%)」。次いで「『生理』だと気付かれるのがイヤ(21%)」だ。
女子部JAPAN編集部は、「『生理痛のひどさ』が休む理由にならない。つまり職場での生理に対するリテラシーが低く、配慮されていない」という悲しい現実があると指摘。一方で、「伝えなくても自分のペースで仕事ができている(リモートワーク、自分の裁量で仕事量を調整できる)人」もいるのかもしれないと分析した。
コロナ禍でリモートワークが増えたことは、「上司への伝えやすさ」に影響しているのか。内訳は「伝えやすくなった(12%)」「変わらない(4%)」、「伝えにくくなった(10%)」と割れた。最多回答は「伝達方法も伝えやすさも変化はない(43%)」。そもそも「リモートワークができない、しない」とチャットでコメントする参加者もいた。