息を切らして試験会場に走る
2014年2月、積雪のあった日に都内の大学を受験した男性に取材した。
「私は電車が30分ほど遅れたのですが、それだけで何だか不安になりました。予定よりも早く会場へ行き、余裕の持てる時間や環境を作り出すべきだと思います」
記者自身も、14年2月15日の入試経験者だ。バスが遅延し、降車後には息を切らして試験会場に走った。しかし校門に着いたところで試験開始時刻が雪で繰り下げられていたことを知り、拍子抜けして集中力が切れてしまった記憶がある。雪の影響が気がかりなら、大学の発表は都度確認した方がよさそうだ。
あす2月11日、降雪による影響が予想されることに伴い、入試を行う予定の青山学院大や明治大は、試験場には時間に余裕を持って移動するよう呼びかけている。また時間の繰り下げなど、試験の実施に関する情報は大学ウェブサイト上で発表するという。