眠れない日が3日間
2月4日のフジテレビ「バイキングMORE」には、前日から仕事復帰したSKE48の須田亜香里さんが出演、症状について生々しく語った。東京中日スポーツによると、須田さんは、「まずビックリしたのは『オミクロン株は重症化リスクが低い』って言う言葉が独り歩きしすぎている」と指摘。自身の症状を「ちゃんと熱が39度5分出て、喉の痛みや頭痛で眠れない日が3日間続いて、結構しんどい」と振り返った。
MCの坂上忍さんが、「亜香里ちゃんは軽症の部類だったの?」と問い掛けると、須田さんは「多分これを軽症と呼ぶんだと思います」と断言。「医療現場で使う『重症化が低い』っていう言葉と、一般人のとらえ方は温度感が全然違いました。自宅で療養できるレベルなので軽症なんだと思います、これでも」と苦笑いした。
4日のデイリースポーツによると、女優の及川奈央さんは5日間病院見つからず、「強い頭痛、吐き気」など経て11日目でようやく落ち着いたという。
NHKによると、「軽症」の定義は、「パルスオキシメーターで測る血液中の酸素の値が96%以上あり、咳は出ても息苦しさはなく、肺炎にはなっていない状態です。自然に回復することが多いものの、病状が急速に進行することもあり、慢性の腎臓病や肥満など、重症化のリスクが高い患者は、入院の対象となります」。
次の段階の「中等症Ⅰ」は血中の酸素の値が、93%から96%の間で、息苦しさや肺炎が認められる状態。酸素濃度と肺炎が、「軽症」かどうかの大きな判断基準となっている。