アメリカン・エキスプレス・インターナショナル, Inc.(東京都港区)と、マリオット・インターナショナル(米国メリーランド州)は、新しい提携クレジットカード2種「Marriott Bonvoy(マリオット ボンヴォイ)アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード」、「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」を2022年2月24日から発行する。
2月8日の発表会に、アメリカン・エキスプレス日本社長・吉本浩之氏や、マリオット・インターナショナル 日本・グアム担当 エリアヴァイスプレジデントのカール・ハドソン氏らが登壇し、カードの特徴を説明した。
旅のスタイル多様化に合わせ、新たな価値を提供
吉本社長は、コロナ禍で「旅のスタイルや、ホテルの楽しみ方の多様化」が進んでいるという。そこで、ホテルでできる体験の価値や、魅力を更に味わってもらいたいと、2つのカードを展開した。
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(年会費:税込4万9500 円)」は、「スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード」(以下:SPG アメックスカード)の特典・サービスを拡充し、生まれ変わらせたもの。発表会にリモート出演した、マリオット・インターナショナルロイヤルティ担当 シニアヴァイスプレジテント デイビッド・フルーク氏曰く「贅沢を極める人のニーズを満たす」カードだ。
年間で400万円以上カードを利用すると「Marriott Bonvoy プラチナエリート」にアップグレードできる。朝食無料サービスを含むウェルカムギフト、一部スイートを含む客室のアップグレード、宿泊時の50%のボーナスポイントなどを取得可能だ。
各種プロテクションサービスも新たに加わる。例えば、同カードで購入したスマートフォン1台を対象に、修理費用を最大3万円まで補償する。
日常のメインカードとして使い、ポイント獲得を
「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード(年会費:税込2万3100円)」は、これまでホテルに興味を持ちながらも宿泊機会がなかなか持てなかった人に、「魅力的なホテル体験をもっと身近に」する一枚だ。
通常、年間10泊以上した場合に付与される「Marriott Bonvoy シルバーエリート」が特典として自動で付帯される。さらに1年間(毎年1月1日~12月31日)に100万円以上のカード利用で「Marriott Bonvoy ゴールドエリート」にもアップグレード可能。詳細については画像2を参照。
吉本浩之氏が強調したのは、「日常のメインカード」としての利用推進だ。普段の買い物で溜めたポイントは、無料宿泊や Marriott Bonvoy 会員限定の特典に交換できる。
・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
Marriott Bonvoy系列ホテルで利用:100円=6ポイント
日常の買い物:100円=3ポイント
・Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
Marriott Bonvoy系列ホテルで利用:100円=4ポイント
日常の買い物:100円=2ポイント