音響機器などを手がけるSTAYERホールディングス(東京都千代田区)は、PHILIPS(フィリップス)製のICレコーダー「VTR5102Pro」を2022年2月7日に発売する。
MP3プレーヤーにもなる
情報が見やすいカラー液晶画面(128×220ドット)を搭載し、4つのボタンによるシンプルな操作で使用できる。軽量コンパクトながら2つのコンデンサーマイクを内蔵する。
サンプリング周波数48kHz、録音時間が約21時間の「会議モード」は、元の音源を圧縮加工しないため高音質の「リニアPCM録音」に対応し、CD以上の音質での録音が可能だという。
また、至近距離の録音に適するというサンプリング周波数16kHz「インタビューモード」は、データのファイルサイズも「会議モード」と比べコンパクトに抑えられ、最長約64時間録音できる。
日時を設定して録音できる「予約録音」、録音時間を30分/60分/120分から指定できる「オフタイマー」機能などを備える。
録音データ以外にも、パソコンと接続して楽曲データを保存し、イヤホンまたは内蔵スピーカーでMP3形式のファイルを再生可能だ。背面にスーツなどのポケットに挿し込んで使えるクリップを装備する。
内蔵メモリー容量は16GB。約2時間で充電できる容量290mAhリチウムイオンバッテリーを搭載する。
カラーはブラック、シルバーの2色。
市場想定価格は1万780円(税込)。