オミクロン株めぐり極端な施策 欧州でワクチン義務化vs規制撤廃

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WHO「勝利宣言は時期尚早」

   日本はこれまでのコロナ政策の延長で、まん延防止措置を適用。さらに感染が拡大する場合は、緊急事態宣言の検討、などという流れになっている。ワクチン未接種の罰金もなければ、水際作戦の大幅な緩和も行われていない。一気に対応策を激変させるのではなく、これまでの方針に則りつつ、微修正を続けている。

   ANNニュースによると、WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は2月1日、「どの国においても、降伏も勝利宣言も時期尚早だ」と述べ、一部の国で「感染予防は不可能であり、もはや不要でもある」とする説が定着していることに懸念を示した。感染力が強く、重症化しにくいというオミクロン株の特性から、「そう判断するのは誤りだ」と指摘。各国に、緩和の動きに盲目的に追従しないよう呼びかけた。また感染者が増えれば死者も増えるとして、ワクチンだけではなくすべての対策を取るよう訴えた。

   FNNによると、新型コロナウイルスの新規感染者は3日、全国で10万4464人となり、初めて10万人を超えた。

   死者は、1日が70人、2日が82人、3日が89人と、第6波に入ってからのⅠ日の最高数が更新され続けている。

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