人気漫画「東京卍リベンジャーズ」の原画展が、東京・池袋で開催中だ。イベント名は「TOKYO卍REVENGERS EXHIBITION」。原作者・和久井健氏の原画や、作品の世界を体感できる様々な展示を2022年2月14日まで行っている。
そこでは、人気キャラクター「佐野万次郎」(通称マイキー)の巨大な黄金像が展示されている。ツイッター上やインターネット掲示板で話題だ。
待ち受け画像で幸せに?
「東京卍リベンジャーズ」は、元・不良の主人公が過去にタイムリープ(時間跳躍)し、恋人を救うため奮闘する物語。マイキーは、不良集団の総長を務める。「無敵のマイキー」の異名をとり、作中最強のキャラクターとして位置づけられている。
原画展公式ツイッターは1月29日、「開催にあたり、黄金のマイキー像の前にてイベント成功・安全祈願の祈祷式を行いました」とツイート。添付の写真には文章通り黄金色のマイキーが横たわり、足元には「日和(ひよ)ってる奴いる?」というマイキーの有名なせりふが記されている。
マイキー像は微笑みを浮かべた表情で右肘をたたみ、右手で頭を支えている。タイ・バンコクの寺院「ワット・ポー」にある、「涅槃(ねはん)像」をほうふつとさせる外見だ。
ツイッターで原画展を訪れた人のツイッター投稿を調べると、マイキー像については「見てきた」というよりは「拝んできた」という反応が多い。実際の仏像のような扱いを受けているようだ。
携帯電話の待ち受け画像にすれば「ご利益がありそう」といった理由で、スマートフォンの壁紙に設定したというファンが数人いた。複数ユーザーが投稿した画像によると、黄金のマイキー像の展示には「待受け画像やアイコンにすると幸せが訪れる!?」との文言が添えられているようだ。
また、「なんでマイキーが黄金になったの?」と驚きのツイートも数十件。なお、原画展は3月にも大阪市で開催予定だ。