北京冬季五輪が2022年2月4日、開幕する。出場を決めた一流のアスリートの中には、年齢を重ねたベテランも少なくない。
例えば、スピードスケート女子のドイツ代表、クラウディア・ペヒシュタイン選手。49歳での参加だ。朝日新聞(電子・英語版)の22年1月14日付記事によると、今大会の女性選手では最年長で、冬季五輪には8回目の出場となる。日本人選手は、どうだろうか。
41歳256日で銅メダル
1月31日付読売新聞オンラインによると、今回の北京冬季五輪の日本選手団は124人。最年長は、カーリング女子の石崎琴美選手で43歳だ。反対に最年少はスノーボード女子の村瀬心椛(ここも)選手。開幕時点で17歳2か月だという。
冬季五輪の高齢選手といえば、スキージャンプ・葛西紀明選手のイメージが強い。今回は出場しないが、2014年ソチ大会では41歳256日で銅メダルを獲得、スキージャンプの歴代最高齢メダリストとなった。メダルは逃したが18年の平昌大会でも個人、団体の両方で出場している。「45歳258日」での快挙だった。
前出の読売の記事によると、石崎選手のチーム「ロコ・ソラーレ」が今大会メダルを獲得した場合、葛西選手の41歳を上回って石崎選手が日本勢の冬季五輪最年長メダリストになる。