おもちゃのキッズトランシーバー「SUPERトランシーバー」。通信距離は10メートルほど、階が違えば声が届かず、「話すと聞く」が同時にできない...。スマートフォンが普及し、どこでも通話できる現代においては不便だが、玩具問屋「堀商店」(愛知県名古屋市)の成瀬昭則さんは、「なぜか、トランシーバーで会話するとドキドキしちゃう」と話す。
「手に握っただけで何か事件が起こりそうな気がする。そう、それが少年時代に忘れてきた『ときめき』なんですよ」
トランシーバーで相手に会話のバトンを渡すときは、「オーバー」と伝えるのがおすすめだという。