ケンタッキーフライドチキンのカフェメニュー消えた 取材で「新事実」が

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   日本ケンタッキー・フライド・チキン(以下KFC)は、全国のKFC店舗で提供していたカフェメニューの一時休止と、同社が運営するカフェ業態店舗を転換中であると2022年1月28日、J-CASTトレンドの取材で明らかにした。

   カフェ業態の店舗は、軒先の看板が「KFC」ではなく「KFC Colonel's Café」や「KFC Plus cafe」になっていた。

  • KFCの看板(写真:ロイター/アフロ)
    KFCの看板(写真:ロイター/アフロ)
  • KFCの看板(写真:ロイター/アフロ)

「コロナで一時休止」

   取材にこたえた広報によるとKFCのカフェ業態店舗は、10店舗前後。しかし現在は、通常のKFC店舗に転換中だと明かした。看板については「改装のタイミングで、変えました」と話す。

   「KFC Colonel's Café」の看板を掲げている埼玉県の「ららぽーと富士見店」は、2月1日から17日まで改装のため休業する。「KFC Plus cafe」の東京・武蔵境店は、現在は「KFC」に変わっている。

   これらの店舗では、「サラダボウル」などのメニューが提供されていたが、中止。現在は通常のKFC店舗と同じメニューだ。

   KFCが全店で提供していたカフェメニューには、ホット・アイスのカフェラテやアメリカンコーヒー、ブレンドコーヒー等が存在していた。しかし、公式サイトでドリンクメニューを確認すると、現在はアイスコーヒーとホットのブレンドコーヒーのみになっている。

   広報によると、カフェ業態は「見た目をおしゃれにして、店内で食べてほしい」と2015年頃から始めた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大で店内利用が難しくなっている。そのため、デリバリー対応の強化やセルフレジの導入に力を入れているそうだ。

   広報は「新型コロナが落ち着いたらメニューを戻したり、カフェ業態の店舗を作りたい」と話した。

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