浅草のせんべい店「日乃出煎餅」閉店 大正2年創業、100年以上続いた老舗

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   東京の下町・浅草の観光名所「浅草寺」近く、浅草新仲見世商店街と「六区ブロードウェイ」の交わる場所にあるせんべい店「日乃出煎餅」が2022年1月11日に閉店していた。

   1913(大正2)年創業、100年以上続く老舗だった。

  • 閉店後の「日乃出せんべい」
    閉店後の「日乃出せんべい」
  • 閉店後の「日乃出せんべい」

「アド街」でも2度登場の名店

   同店では、天日干しの手焼きせんべいを販売。バラエティー番組「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系)では、「浅草六区」編で2009年3月7日と16年1月30日の2度紹介された。

   番組公式サイトでは、同店のせんべいについて1枚1枚手焼きであることや硬いこと、そして天日干しであると説明している。

   そんな名店の突然の閉店とあって、落語家の春風亭柳枝さんは、

「浅草演芸ホール近くの日乃出せんべいさんが次の連休中にも閉店になるそうな。(中略)手焼きの堅い昔ながらの醤油煎餅。シンプルですけど美味しいんですよ。コロナのせいなのかなぁ...」

と惜しむ声をツイッターに投稿した。

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