これで軽症なの?
感染者数が爆発的に増加する一方で、相変わらず「オミクロン株は風邪並み」という風評も根強い。症状に個人差はあるものの、テレビなどではこのところ「軽症ではない」「風邪並みではない」というケースが数多く報じられている。
広島ホームテレビは、軽症と診断され、自宅療養していた20代男性に取材している。それによると、発症から3日間は38度~39度の間での発熱、咳や鼻水の症状があった。その後、熱はなくなったが、咳がひどくなり鼻水が続いた。この間、食事はほぼとれずプリンやヨーグルトなど口にできるものをなんとか食べるという状態。10日ほどたってようやく鼻水が出なくなり咳も落ち着いてきたという。
「(自分は)若いので風邪ぐらいかなと思ってたんですけど、咳もかなり続いて正直想像以上にしんどかったです。正直軽症って言われたけどこれで軽症なのかなとは思いましたね」と、この男性は語っている。
日本テレビも感染した都内の30代女性に取材している。頭痛とおう吐がひどかったという。「(オミクロン株は)風邪症状とよく言われていたので、それくらいで済むと思っていたので、『これは風邪じゃないでしょ』ってもう、言いたいですね。本当に、甘く見ない方がいいなと、身をもって思いました」