ゲーム機「プレイステーション(PS)5」の販売動向は、ゲームファンの関心を呼び続けている。国内のゲーム売り上げを集計している「ファミ通」公式サイトによると、2021年12月20日〜22年1月2日の国内推定販売台数は、通常版とデジタル・エディション合わせて7万2064台だった。
ファミ通は、21年12月6日~12日の推定販売台数は1133台、12月13日~19日は8664台と発表していた。週あたり4桁前半まで落ち込んだが、年末年始で「激増」したようにみえる。
11、12月より在庫増か
ツイッターでは、「新宿のヨドバシで初めてPS5の店頭販売を見かけた」「難波のビックカメラで初めて見た」といった投稿を見かける。
インターネット上には、有志から情報提供を募り、家電量販店ヨドバシカメラの23店舗のPS5販売状況をカレンダー形式でまとめているサイトがある。
昨年11月15日(月)~21日(日)の週を例にとると、15日は0店舗、16日1店、17日1店、18日2店、19日5店、20日8店、21日4店で在庫があったという。平日は、あまり販売報告がなかったようだ。
次に直近の22年1月6日(木)~1月12日(水)を見た。6日は1店、7日8店、8日20店、9日21店、10日15店、11日14店、12日は18時半時点で5店に在庫があったという。実際の状況は確認できないが、11月や12月と比べ、休日を中心に在庫情報が増えていた。
東京都内の店はどうか
J-CASTトレンド記者は、1月12日正午~13時、東京都23区内のヨドバシカメラ2店、ビックカメラ2店を回った。いずれも、PS5は見当たらなかった。ただ、ヨドバシ2店の店員に聞くと両店とも前日11日には在庫があったと話した。前出サイトでは休日の在庫報告が多いが、平日でも買えるケースは確かにあるようだ。
ビックカメラでは、抽選販売が行われることも多い。1店の店舗スタッフに聞くと、前週には店頭にPS5があったと話した。これは抽選形式ではない通常販売だったが、購入にはビックカメラと提携しているクレジットカードを所持していることなど、条件があったとのことだ。