駅構内すし詰めでコロナ心配
首都圏や都市部在住者は、通勤の足が鉄道という人が多いだろう。大雪になると遅延や運転見合わせ、加えて鉄道各社が安全のため本数を減らす間引き運転を実施するため、朝夕のラッシュ時に重なると大混雑を引き起こす。近年では2018年1月22日夕から23日にかけて降った雪で、首都圏の鉄道各線はダイヤが乱れ、駅が通勤客でごった返した。
すし詰め状態が続くと体調を崩したり、けがしたりする恐れがある。加えて今は、コロナ感染の不安がつきまとう。地下の駅構内や電車内で長時間、密状態の場所にとどまるのは避けたい。まして今は、オミクロン株の出現で感染が急拡大している。降雪は天気予報である程度予測できるので、可能ならテレワークを選び、電車利用を回避したい。
気象庁が2021年12月24日に発表した、22年1~3月の天気によると、西日本の日本海側で降雪量が多いとの見通し。1月は北日本の日本海側で、平年よりくもりや雪の日が多くなるだろうとしている。きょう1月12日も、北海道から東北、北陸の日本海側で暴風雪警報が出た。予報では、東北地方は14日まで雪が続く模様で、注意が必要だ。
(J-CASTトレンド 荻 仁)