インフル流行の可能性も
昨冬は、各国でロックダウン(都市封鎖)などのコロナ対策が強力に行われ、インフルエンザの症例は極めて少なかった。しかし今年は、オミクロン株の流行はあるものの、経済活動も再開されていることから、インフルエンザが増加する可能性があると各国の専門家はみている。
米疾病管理予防センター(CDC)によると、昨年12月18日までの1週間で報告されたインフルエンザ患者は4500人余り。2週間前に比べて2倍ほどに増えている。中央日報によると、CDCは「今年冬のインフルエンザの流行は昨年冬よりも深刻になることが予測される」としている。
一方、CNNによると、イスラエルのダビドビッチ氏は、二重感染について、「基礎疾患がなく、インフルエンザと新型コロナの両方のワクチンを接種している人については、それほど重大な影響はなさそうだ」と予想しているという。