イスラエルでは妊婦が感染
CNNによると、イスラエル保健省は1月4日、新型コロナウイルスとインフルエンザの両方に同時感染した患者が同国で初めて確認されたことを明らかにした。
患者はワクチン未接種の30代の妊婦で、すでに治療を済ませ、昨年末に退院した。医師によると、女性は新型コロナとインフルの両方に対処する医薬品を組み合わせた治療を受けた。イスラエルでは、主に新型コロナのワクチンもインフルエンザのワクチンも接種していない妊婦の間で、コロナの症例に加えてインフルエンザ感染が急増しているという。
CNNの取材に対し、イスラエル・ベングリオン大学公衆衛生校のナダブ・ダビドビッチ学部長は4日、「現在はインフルエンザの活動も新型コロナの活動も非常に活発なことから、両方に感染する可能性はある」と指摘。「それが普通になるとは思わないが、考慮する必要はある」と語っている。